二日酔いの防止にも効果発揮です。
二日酔いと言うのは、アルコールがアセトアルデヒドという代謝物に変わってからもなかなか酸化せずに、神経を刺激し続けることで起こるものです。
そこで、アセトアルデヒドを早く酸化し酢酸にして、炭酸と水に分解してしまえばOKということです。
カフェインは肝臓や腎臓の働きを活発にし、このアセトアルデヒドを早く分解してくれるのです。また、利尿作用が分解した老廃物を速やかに排泄してくれます。
だからといってお酒の飲み過ぎにはくれぐれもご注意を！！
コーヒーでストレス退治！
文明の発達と精神ストレスとは比例しているようです。気を使う、頭を使う。それでいて運動時間は思うにままならない。こうしたストレスを取除くにはいくつかの方法があります。
スポーツで汗をかいたり、刺激のある物を食べるなど体内の血液の循環を促進して、こころと体のバランスを保つこともそのひとつです。
また、コーヒーの持っている苦味と酸味、そして良い香りで精神的ストレスを手軽に解消することができます。
コーヒーはカラダがきれいに！
人間の体は体重の60%が水分です。体重50kgの人には一日約2リットルの水分の補給が必要ですが、この補給分を水だけでとれるでしょうか？
コーヒーは、この水分補給という点でも重要な役割を果たしています。また、体は夜寝ている間に疲労成分を代謝して、老廃物を腎臓から排泄しようとします。
排泄には適度な濃度に薄めるための水分が必要です。
マラソン選手御用達飲料？
1筋肉疲労を取るには体内代謝を活発にして、血液中に酸素を十分補給し、必要な栄養物質を体の隅々に素早く供給することが大切です。
また、筋肉で不要になった物質を再利用するものと排泄するものに分け、排泄物は腎臓を通して体外へ出します。コーヒーはメカニズムを活発にして、疲れた筋肉を元気にします。
マラソン選手の中には競技中にとるオリジナルドリンクの中に、コーヒーや紅茶を入れている人もいるそうです。
コーヒーでダイエット
コーヒーそのものはノンカロリーの自然食品です。ダイエットを心がけている人は、まずミルクとシュガーなしでも新鮮で美味しい自分好みのコーヒーを探してください。
カフェインには血流促進作用があるので、コーヒー愛飲家は体温が高く、体の脂肪を燃焼させるとも言われています。
医薬としてもカフェインはダイエット補助剤として使われているくらいですから、ブラックコーヒーで自然なダイエットをお試しください。
漢方に似たコーヒー
効き目が緩やかです。コーヒーのカフェインはすっきり目覚めを誘ったり、血流促進や利尿作用などの働きがあることがわかっています。
寒い時には体を温めてくれますし、暑い時には暑気当たりを防いでくれ、漢方薬に似た穏やかな働きがあります。
善玉コレステロールを増やすコーヒー
1988年6月、日本動脈ｊ硬化学会で「コーヒーは動脈硬化を予防する善玉コレステロールを増加させる作用がある」と従来の通説をくつがえす報告が出されました。
発表したのは、東京慈恵医大の永野充教授と石川俊次講師（現防衛偉大助教授）のグループ。
実験の結果、善玉コレステロールといわれる高密度リボタンパク(HDL)は、コーヒーの飲用とともに増加したというものです。
HDLは余分なコレステロールを代謝する作用があり、この数値が高い人は動脈硬化を起こしにくいと言われています。
血圧の調整ですっきり美人！
コーヒー一杯には、２時間程血流を良くする作用があります。心臓の拍動を高めて血流を良くし、特に朝弱い低血圧の人には、活動的にする効果があります。
それでは高血圧の人に悪いかというとそうではありません。コーヒーは毛細血管の拡張作用で末端の血管を開かせやはり血流を良くして、高血圧の人には血圧を下げる働きをするのです。
